NISTEP注目科学技術 - 2022_E126
概要
数学,理論計算機科学等の純粋理論分野における計算機を援用した定理の証明や理論構築がより汎用的な方法で可能となる.
キーワード
定理の自動証明 / プログラム検証 / 証明論
ID | 2022_E126 |
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調査回 | 2022 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 情報通信 |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年以降10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 12 (解析学、応用数学) |
分析データ クラスタ | 1 (データサイエンス/情報数学・離散数学・数値計算) |
研究段階
計算機科学において定理の自動証明などを研究する分野では,既に数学の既知の(時には難解な)定理に対し,その証明の正しさを計算機により検証したり,再証明すると言ったことが行われてきている.一方で,数学者が汎用的に利用可能なツールとして定理の証明に計算機を使うことはまだ一般的ではない.しかし,海外などでは,例えば純粋数学の中でも数理論理学分野の定理の証明に具体的に計算機での検証ツールを援用する手法が徐々に取り入れられるようになってきている.これらが発展することで,数学の難問の解決等のために,計算機を援用してアプローチすることが可能となることが期待される.
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
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