NISTEP注目科学技術 - 2022_E124

概要
地質・岩石に関わる分析装置の小型化が実現することで,フィールドでの迅速な分析が可能となり,効率的な調査と成果の大幅な向上が期待される。
フィールド調査と室内試験は,繰り返すことでより成果が得られることが多いが,フィールドで分析できることにより,その場で確認や評価,そして次のステップへと進むことが可能となる。PDCAを短期間で回すことが可能となり,大幅に成果を向上させることが可能と考えられる。また,アクセスが困難な場所での高度な調査にもつながると期待される。特に地質や岩石の形成年代が,その場でわかるようになれば,。
キーワード
地質調査 / 年代測定 / 岩石鉱物分析
ID 2022_E124
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 エネルギー
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 17 (地球惑星科学)
分析データ クラスタ 2 (マシンインテリジェンス/センシング・データサイエンス)
研究段階
各種装置が小型化に進んでいる。XRF分析計はハンディタイプのものが既にある。加速器も小型化が進んでおり,炭素の年代測定においては朗報である。他の岩石分析装置も含めてより小型化がのぞまれる。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
技術の開発に加えて,法的な整備も必要な装置があると考えられる。