NISTEP注目科学技術 - 2022_E108

概要
「分子シミュレーション技術による、様々な生命・材料システムの理解に基づくモノづくりの実現」
計算機の性能向上だけでなく、理論や方法論の開発が盛んな計算化学分野を軸にした技術であり、
分子シミュレーションの予測に基づいて、新規な医薬品や材料の開発に展開することが実現しつつある。
また、GPGPUなどの技術を背景として、スーパーコンピュータのユーザーでなくとも、計算が容易となったことも注目したい。
AIの場合と同様、どのように使っていくかが鍵となるが、10年以内にブレークスルーが期待される。
キーワード
分子シミュレーション / マテリアルズインフォマティクス / バイオインフォマティクス
ID 2022_E108
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 60 (情報科学、情報工学)
分析データ クラスタ 46 (データサイエンス/機械学習・AI)
研究段階
時空間スケールの拡大や計算精度の向上が図られている段階である。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
今後、適用事例を蓄積しながらも、解析アプローチの開発が必要不可欠となる。
シミュレーション人材の育成が間に合っていないので、適切な支援が必要である。