NISTEP注目科学技術 - 2022_E104
概要
セラミックス,各種電池電極,化粧品などの固液分散系製品においてブレークスルー技術が提案され,これまで必須とされてきた大量の添加剤が9割以上削減可能,高温の熱処理プロセスが不要になるなどの,二酸化炭素排出量削減に大きく貢献する技術が開発されている。また,脆性材料とされてきた各種無機材料にフレキシビリティを容易に付与できる技術も開発されている。
キーワード
温室効果ガス / 可塑性無機材料 / 自己組織化材料
ID | 2022_E104 |
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調査回 | 2022 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ものづくり |
専門度 | 高 |
実現時期 | 5年以降10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 26 (材料工学) |
分析データ クラスタ | 40 (材料工学) |
研究段階
まだ技術そのものが提案された段階ではあるが,基礎的な技術は国内で多くの蓄積があり,10年以内には実用化されると考えられる。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
既存の技術との共存がある程度は可能なものの,入れ替えに伴う不信感は新規技術にはつきものであり,幅広い情報公開が不可欠。