NISTEP注目科学技術 - 2022_E96

概要
物質中の電子の動きや、それによって引き起こされる原子核の動きを実時間でとらえる技術。動きをもとに、電子や(熱)エネルギーの伝搬経路を知り、その上で物質設計に活かすことにつながると期待できる。
キーワード
分子動画 / アト秒化学 / 自由電子レーザー / 超短パルスレーザー / フェムト秒化学
ID 2022_E96
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 32 (物理化学、機能物性化学)
分析データ クラスタ 37 (電磁波・光学・レーザー・光半導体)
研究段階
孤立分子や固体での電子の動きが実時間追跡できつつある。原子核の動きまで含めて、総合的に動画を観測できた例は稀であろう。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
超短パルスレーザーや超短パルス電子線技術、高度な光源を維持できる設備・機関