NISTEP注目科学技術 - 2023_E9
概要
私の専門分野である金属加工学分野において、昨今、研究対象ともなり、今後さらなる発展が期待される科学技術として「積層造形(3Dプリント)技術」があげられる。この技術は、加工の幅が非常に広いメリットを生かし、材料力学の観点でこれまでとは全く異なった構造設計を可能とし、大幅な設計猶予拡大を実現できる技術として期待されている。本技術は、一般的に1000℃以下の低融点金属(チタンや、アルミニウム系材料)では容易に成形が行える一方で、鉄鋼といった1500℃近傍の造形になるにつれ難しくなり、2000℃を超える超高融点材料では、その困難さゆえに研究対象として扱われることが多い。
キーワード
積層造形 / 高融点材料 / 金属加工
ID | 2023_E9 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
専門度 | 高 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 26 (材料工学) |
分析データ クラスタ | 40 (材料工学) |
研究段階
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インパクト
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必要な要素
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