NISTEP注目科学技術 - 2022_E50

概要
高解像度気候モデル、海洋物理・生物結合モデル。地球温暖化や数十年スケールでの気候変動が進む中、海洋生態系にどのような影響があるか、そして、海洋生物資源がどのような変動をするかを把握することは急務である。高解像度気候モデル、そして、気候変動から生物の応答を予測する海洋物理・生物結合モデルは、現在も開発が進んでいるが、今後もその重要性を増すと考えられる。これらの数理モデルの出力の精度は、様々な生態系応答の研究の妥当性に直結するため、影響力も大きい。
キーワード
地球温暖化 / 気候変動予測 / 生態系変動予測
ID 2022_E50
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 宇宙・海洋・科学基盤
専門度
実現時期 5年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 63 (環境解析評価)
分析データ クラスタ 14 (気候)
研究段階
高解像度気候モデル、そして、気候変動から生物の応答を予測する海洋物理・生物結合モデルは、現在も開発が進んでいるが、今後もその重要性を増すと考えられる。これらの数理モデルの出力の精度は、様々な生態系応答の研究の妥当性に直結するため、影響力も大きい。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
数理モデル自体の発展に加えて、そのベースとなる現場観測データやモニタリングデータの充実が求められる。海洋観測・モニタリングは膨大な資金を必要とするため、効率面から予算削減の対象となることが多い。しかしながら、ベースの情報として、極めて根幹的なものである。