NISTEP注目科学技術 - 2022_E36
概要
通常、測器のセンサは物理的な反応を電気信号に変換し、それを記録することで物理現象を観測することができる。バイオセンサはセンサ部分に酵素反応など生体由来の反応を電気信号に変換し、それを記録することで生理現象の観測や複雑な物質の検出を行うことができる。医療分野、食品分野など多くの分野に応用されているが、野生動物の行動を記録するバイオロギング技術に適用することができれば生理状態の連続記録が可能となり動物の生態における内的要因を調べるという新たな道が拓ける。非侵襲的な動物の生理状態の常時モニタリングは、飼育動物の健康管理にも応用することができる。
キーワード
バイオセンサ / バイオロギング / データロガー
ID | 2022_E36 |
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調査回 | 2022 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 宇宙・海洋・科学基盤 |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 90 (人間医工学) |
分析データ クラスタ | 6 (分子生物学/診断・治療) |
研究段階
バイオセンサの技術は既に医療分野、食品分野など多くの分野に応用されているが、野生動物へ適応するためには小型化、省電力化、耐圧防水性などの改良が必要である。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
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