NISTEP注目科学技術 - 2022_E34

概要
カーボンニュートラル技術は、二酸化炭素排出量の収支をゼロ以下にするために必要である。物理的固定化、化学的固定化など様々なアプローチがされており、カーボンプライシングなどに絡め、今後重要な技術になると考える。
キーワード
物理的固定化技術 / 化学的固定化技術 / メタネーション / カーボンリサイクル
ID 2022_E34
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 64 (環境保全対策)
分析データ クラスタ 31 (環境化学)
研究段階
高濃度の二酸化炭素を直接電解還元することで、メタノールを合成する技術
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
高濃度の二酸化炭素源は既に存在しているため、それを取り込んでうまく電解合成に使用できる電解セルの開発が重要である。その電解セルには様々な課題があり、研究室レベルの域を出ない基礎研究である。そのため、基礎研究を早く完了させ、カーボンニュートラルの節目である2030年に向けて、次のステップへ移行する必要がある。