NISTEP注目科学技術 - 2022_E32
概要
健康寿命の延伸技術の開発。あるいはそのシーズの多数同定。
キーワード
健康寿命 / 老化制御 / モデル動物
ID | 2022_E32 |
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調査回 | 2022 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | 高 |
実現時期 | 5年以降10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 59 (スポーツ科学、体育、健康科学) |
分析データ クラスタ | 0 (生活習慣病/摂食・吸収・代謝) |
研究段階
マウスやサルなどをモデルとして個体老化、加齢による機能低下を導く機序が徐々に明らかになりつつある。一方で、ヒトの長寿者などのデータも取得され、長寿に関わる候補因子も見つかりつつある。NMMなど老化を抑制しうる物質も見つかりつつある。しかし、多くの老化制御因子はあくまでいまだに候補段階であり、動物を用いた検証が必要である。まだ、老化制御因子候補の数も限定的であり、老化制御技術を開発するにはタネ不足である。しかし、新たな老化モデル動物や解析技術の開発も進んでおり、この10年で大きく研究が進みうると考えられる。Nature誌も姉妹誌としてNature metabolism、Nature Agingが創刊され、それらに関連研究が次々報告されている。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
多様な技術を持つ研究者の連携、企業との連携、若手の育成