NISTEP注目科学技術 - 2022_E13
概要
多数の小型衛星や航空機にセンサーを搭載し,上空から海洋の常時観測を行う。また,アルゴフロートのように海中を自動昇降する小型ブイを多数配置することで,海洋の内部構造の高頻度観測を行う。これらの観測を統合することで,津波や波浪などの防災・減殺や,海洋ゴミや生物多様性の追跡・予報を行う技術を確立する。
キーワード
リモートセンシング / 小型衛星 / 航空機観測 / 自動昇降アルゴフロート / データ同化 / 津波予報 / 波浪予報 / マイクロプラスチック / 生物多様性
ID | 2022_E13 |
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調査回 | 2022 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 宇宙・海洋・科学基盤 |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年以降10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 24 (航空宇宙工学、船舶海洋工学) |
分析データ クラスタ | 14 (気候) |
研究段階
観測モニタリング技術,理論化,データ同化技術等の各々はかなり充実しているが,統合化はできていない。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
実利用化するには小型衛星観測や航空機観測等に関する経済的・法規的な整備が必要。
なお,学術的・経済的・社会的な効果は,近視眼的な評価よりも長期的な影響を考慮した評価をするほど大きな効果を持つ。
一般に,長期的に不可逆的な影響を及ぼすような地球環境関連は,十年程度の短期的な効果で評価をすると過小評価されてしまう。
なお,学術的・経済的・社会的な効果は,近視眼的な評価よりも長期的な影響を考慮した評価をするほど大きな効果を持つ。
一般に,長期的に不可逆的な影響を及ぼすような地球環境関連は,十年程度の短期的な効果で評価をすると過小評価されてしまう。