NISTEP注目科学技術 - 2023_W180

概要
海産魚の誘因・忌避
キーワード
資源エコシステム / 環境保全・保護 / 生物多様性・保全
ID 2023_W180
調査回 2023
注目/兆し 兆し
所属機関 公的機関
専門分野 宇宙・海洋・科学基盤
専門度
実現時期 -
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 64 (環境保全対策)
分析データ クラスタ 63 (地域社会学・都市工学)
研究段階
研究段階
インパクト
短時間で無限希釈されてしまう海洋においても、魚類を誘因または忌避することができれば、既存の水産業の発展への寄与のみならず、磯焼けの主因ともなっている食害にも対応が可能になり、環境保全・保護や生物多様性・保全にも大きく貢献する。
必要な要素
陸上生物では誘因や忌避等の研究は進展しており、産業等にも貢献している。しかし、潮汐や海流のある海洋環境においては著しくハードルが高く、魚類の生理生態に対する技術の進展のみならず、長期間一定以上の濃度で使用可能な誘引物質・忌避物質等の開発が必要である。