NISTEP注目科学技術 - 2023_W111

概要
多光子ガンマ線時間/空間相関型断層撮像法の研究
従来のガンマ線診断法であるPET(Positron Emission Tomography)では解像度、SPECT(Single Photon Emission CT)では撮像感度の点で原理的限界がある。
この研究では複数ガンマ線放出核種の時間相関から空間情報が得られる点に着目し、 ガンマ線入射方位を特定する検出器による多光子ガンマ線時間/空間相関型断層撮像法であり、複数光子間の相関を用いて体内放射能濃度を高分解能・高感度・高S/N比(signal-to-noise ratio)で描出する。
キーワード
放射線計測 / イメージング / 診断
ID 2023_W111
調査回 2023
注目/兆し 兆し
所属機関 企業
専門分野 ものづくり
専門度
実現時期 -
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 52 (内科学一般)
分析データ クラスタ 37 (電磁波・光学・レーザー・光半導体)
研究段階
物理現象としては知られており、研究室レベルで応用検討をしている。
インパクト
従来のガンマ線診断法であるPET、SPECTよりも優れた感度、分解能を持った診断が可能となり、診断医療の発展が期待される。
必要な要素
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