NISTEP注目科学技術 - 2023_W90
概要
大気中のCO2を直接回収するDAC（Direct Air Capture）を、十分に低コストで実現するための技術。①低濃度の大気中CO2を低コストで吸収・分離する技術。②分離したCO2を低コストで貯留または利用する技術。
キーワード
DAC / CO2吸収・分離 / CO2貯留・利用
| ID | 2023_W90 |
|---|---|
| 調査回 | 2023 |
| 注目/兆し | 兆し |
| 所属機関 | 企業 |
| 専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
| 専門度 | 低 |
| 実現時期 | - |
| 分析データ 推定科研費審査区分（中区分） | 64 （環境保全対策） |
| 分析データ クラスタ | 31 （環境化学） |
研究段階
海外で実用化している企業が数社あるものの、政府の助成に頼ったり、経済的にビジネスとして成立している状況ではなく、今後の普及のために低コスト化が必要。
インパクト
既に放出されて大気中に存在するCO2を減らす（ネガティブエミッション）ことができるため、十分な規模で実現されればパリ協定の実現に貢献できる。
必要な要素
-