NISTEP注目科学技術 - 2023_E73

概要
酸化物型全固体電池
キーワード
酸化物系固体電解質 / 全固体電池 / カーボンニュートラル
ID 2023_E73
調査回 2023
注目/兆し 注目
所属機関 公的機関
専門分野 エネルギー
専門度
実現時期 10年以降
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 36 (無機材料化学、エネルギー関連化学)
分析データ クラスタ 11 (理化学/エネルギー・脱炭素)
研究段階
IoT・センサー向けのチップ型については企業により社会実装済み
民生・車載などを見越した大型に向けては基礎研究レベルで材料開発、プロセス開発、原理解明が進展
インパクト
いままでのどの電池よりも安全に利用することができ、期待通りに開発が進めば寿命が飛躍的に向上し、カーボンニュートラルにも真に恩恵が見込める。あまねく、下記のすべてにインパクトがあると言える。

知(科学基盤・基礎科学)の創出、今後の新たな技術の創出、他分野へ波及効果(新分野の創出、他分野の発展加速等)、新たなサービス・事業・産業の創出、既存産業の発展への寄与、産業競争力の向上、技術・素材・製品・製法等の改良、新たな雇用創出、個人・社会の安全・安心の維持・向上、個人・社会の健康・幸福度向上、くらし・ライフスタイルの改善、社会的基盤(都市・地域・交通・インフラ)の強化、地域社会への貢献、社会の福祉・公正性や不平等問題への貢献、環境・エネルギー・資源・生態系への貢献、社会的課題の解決、新しい文化創造、国際社会への貢献など
必要な要素
高いイオン伝導性を示す材料の開発、この材料を基盤としたプロセス開発