NISTEP注目科学技術 - 2023_W59

概要
電気・電子デバイスによる人工知能は近年極限まで進んできている、一方、分子デバイスもナノテクノロジーの発展によって、極限の段階まで来ている。しかしながら、両者をつなぐような技術というのはまだ未成熟である。したがって、将来的に、分子-ディジタルハイブリッドの技術を生み出すことで、全く新しいデバイスの構築が進むと考えられる。基礎科学的にも、従来の物理学・化学・生命科学・情報科学を大きく変革していくことになる。
キーワード
分子-ディジタルハイブリッド / 電気/電子-分子ハイブリッド / 分子人工知能 / 分子サイバネティクス / 電子-分子コンピュータ
ID 2023_W59
調査回 2023
注目/兆し 兆し
所属機関 大学
専門分野 ライフサイエンス
専門度
実現時期 -
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 35 (高分子、有機材料)
分析データ クラスタ 54 (理化学/分子化学)
研究段階
「原理・現象が科学的に明らかになった段階」から「研究室で開発している段階」である。まだ研究をしている研究室も多くない。また、どのようにアプローチするべきかについては、コンセンサスがあるわけではない。
インパクト
新しい量子デバイスの開発や分子コンピュータの開発などができる。
必要な要素
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