NISTEP注目科学技術 - 2023_W30
概要
近年、磁場により静電容量(キャパシタンスC)が変化する磁気キャパシタンス(MC)効果が国内外で大きな注目を集めている。これまでMC効果はマルチフェロイック材料やスピントロニクスデバイスなどで発見されてきた。一方で、ここ数年で、磁気スーパーキャパシタ、有機ヘテロ接合、無機人工超格子、トポロジカル絶縁体、グラフェンなど様々な物質・材料・デバイスで相次いで発見されている。MC効果は従来の性能を凌駕する高感度磁気センサ、省エネメモリ、大容量蓄電材料への応用が期待されていることから、将来的な発展が多いに期待できる。
キーワード
静電容量 / 磁気キャパシタンス / スピントロニクス / 磁気センサ
ID | 2023_W30 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 兆し |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
専門度 | 高 |
実現時期 | - |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 21 (電気電子工学) |
分析データ クラスタ | 27 (理化学/半導体・ナノ・材料) |
研究段階
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インパクト
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必要な要素
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