NISTEP注目科学技術 - 2023_E62

概要
単一細胞から取得するシーケンス技術の高感度化
単一細胞から取得するプロテオミクス技術の底上げ、高感度化と、個別細胞にラベルできる技術(質量分析マルチカラータグ)
レパトアシーケンス、定量技術
キーワード
イムノペプチドーム / シングルセル解析 / 癌免疫 / レパトア
ID 2023_E62
調査回 2023
注目/兆し 注目
所属機関 企業
専門分野 ライフサイエンス
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 52 (内科学一般)
分析データ クラスタ 6 (分子生物学/診断・治療)
研究段階
シーケンス技術については、どの遺伝子情報を正しく使うかを判断する段階
質量分析については、デバイス、インターフェイスなど、抜本的な開発が不可欠
インパクト
癌の状態を細胞レベルで解明できるようになる。
同じ癌組織でも異なる癌プロファイルを明らかにし、それに対応した個別化、階層化治療が進む
難病と言われている治療法のない疾患領域に大きな進展がある。
必要な要素
10X Genomicsの廉価版遺伝子バーコード開発、ハイスループット版、などのデバイスの開発
ナノフロー以下のインターフェイス開発、質量分析の大幅な改革、イオンモビリティ技術の進化
マルチカラーマスタグ、ペプチド以外にも代謝物タグも含めた構造設計