NISTEP注目科学技術 - 2023_E569
概要
今後実現が期待される科学技術は、水中音響探査が可能な無人ドローンボートである。水中の生物の探査は、水中減衰の激しい電磁波に代わって減衰の少ない超音波がよく用いられている。これまで調査船に搭載された魚群探知機などによって沿岸海洋資源の調査が行われてきたが、傭船のコストや専門機器を扱うことのできる人間が限られることなどがボトルネックであった。ドローンボートは無人でプログラムされた海域を航行することが可能であり、水中音響機器を搭載してデータを収集することでとで前述のボトルネックを解消して観測を実現することができると期待される。
キーワード
ドローンボート / 水中音響機器 / 無人音響探査
ID | 2023_E569 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 環境 |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年以降10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 24 (航空宇宙工学、船舶海洋工学) |
分析データ クラスタ | 2 (マシンインテリジェンス/センシング・データサイエンス) |
研究段階
現在、有志による水中音響機器を搭載したドローンボートが開発されており、様々な海域でのデータの取得テストが行われている。
インパクト
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必要な要素
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