NISTEP注目科学技術 - 2023_E558
概要
技術そのものではなく研究プロセスに関する点であるが、ユーザーリサーチャー、インクルーシブデザインなどの手法によって、研究の対象としてこれまで十分に理解されてこなかった障害者や性的少数者などの社会的マイノリティの特性や困りごとにフォーカスすることができるような研究プロセスをデザインし、単なる被験者や研究挙力者ではなく主体的かつ協働的に研究を実施するプロセスに伴走し合う関係性を構築する研究手法に注目が集まっている。
キーワード
共創 / デザイン(特にユニバーサルデザイン、インクルーシブデザインなど) / 障害(身体障害・知的障害・精神障害など)
ID | 2023_E558 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 人文・社会科学 |
専門度 | 高 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 8 (社会学) |
分析データ クラスタ | 59 (教材開発・学習支援システム) |
研究段階
現在大学内で聴覚障害のある人とない人が協働で体験できる「音楽」のあり方を探る、音響工学と芸術実践を融合させた取り組みを試行的に実施している。その手法が確立すれば、音響工学に対する飛躍的なインパクトをもたらすとともに、障害のある人のQOLが向上することが期待される。
インパクト
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必要な要素
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