NISTEP注目科学技術 - 2023_E54
概要
超伝導や半導体をベースとした量子コンピュータの進展が期待される。またポストシリコンとしてグラフェンを代表とした2次元物質の進展・実現が期待される。さらにGaNなどのパワー半導体の需要も高まると期待される。
キーワード
量子コンピュータ / 2次元物質 / パワー半導体
| ID | 2023_E54 |
|---|---|
| 調査回 | 2023 |
| 注目/兆し | 注目 |
| 所属機関 | 大学 |
| 専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
| 専門度 | 高 |
| 実現時期 | 10年以降 |
| 分析データ 推定科研費審査区分（中区分） | 21 （電気電子工学） |
| 分析データ クラスタ | 27 （理化学/半導体・ナノ・材料） |
研究段階
量子コンピュータやパワー半導体に関してはすでに原理・現象が科学的に明らかになっており、企業での研究が進展していると考えられる。一方、2次元物質に関しては、まだ大学などの研究室で原理・現象を追及している段階である。
インパクト
量子コンピュータはこれまでの古典コンピューティングには解けなかった問題を短時間で解くことが期待される。2次元物質に関しては、全てを電界で制御したり、ポストシリコンとしての材料開拓が期待される。パワー半導体に関しては、高い電圧を扱うことができるため、安定した電源を供給したり、動力系駆動にも利用できる。
必要な要素
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