NISTEP注目科学技術 - 2023_E525
概要
環境DNA: 汲んできた水の中に含まれるDNA配列を読むことで、その環境に生息する生物相を明らかにする手法。
キーワード
環境DNA / 次世代シーケンサー / 生物多様性
ID | 2023_E525 |
---|---|
調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 環境 |
専門度 | 低 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 39 (生産環境農学) |
分析データ クラスタ | 51 (生物生態・多様性) |
研究段階
原理・現象が明らかになり、さまざまな地域でのデータの蓄積が飛躍的に進みつつある段階。
インパクト
環境中の生物を容易に調べることができるため、時空間的に分厚いデータの蓄積が可能となり、生物多様性の保全が容易になる。
必要な要素
環境DNAによって、生物の同定が不要になったわけではない。また、個体数の推定などに課題が残っている。