NISTEP注目科学技術 - 2023_E469
概要
大学入試分野における教学IRデータの活用。
キーワード
大学入試 / 教学IR / AI
ID | 2023_E469 |
---|---|
調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 人文・社会科学 |
専門度 | 高 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 9 (教育学) |
分析データ クラスタ | 49 (教科教育学) |
研究段階
各大学で原理・現象が科学的に明らかにされているが、大学ごとのトップシークレット事項のため、情報共有が進んでいない。
インパクト
大学受験生の進学行動に、これまでの予備校が決めた成績ボーダーや、ブランド大学・学部名等から進学先を選ぶなどではなく、自分の素質やキャリアを考えたうえで、適切な進路を取りやすくなる点で、劇的変化を与えることが期待できる。これまで、受験生があまり目を向けることのなかった地方大学などにも注目が集まることが期待されるので、地方創生など、地域の発展にも寄与できる。
必要な要素
大学入試センターのような公的機関による一括的な大学入試情報の収集、提供サービス。
例えば、これまで大学のボーダーラインは予備校などが一方的に決めた成績ボーダーラインに左右されてきたが、実際の入試結果とは大きな乖離があった。そうした無責任なボーダーラインのために本来の志望とは違う不本意進路を取る受験生は多い。そうした無益な誤解を取り除くため、公的機関が適切な情報を提供するシステムを社会は求めているが、予算的な問題等により進展していない。
例えば、これまで大学のボーダーラインは予備校などが一方的に決めた成績ボーダーラインに左右されてきたが、実際の入試結果とは大きな乖離があった。そうした無責任なボーダーラインのために本来の志望とは違う不本意進路を取る受験生は多い。そうした無益な誤解を取り除くため、公的機関が適切な情報を提供するシステムを社会は求めているが、予算的な問題等により進展していない。