NISTEP注目科学技術 - 2023_E358
概要
多分化能幹細胞や組織幹細胞を用いてミニ臓器とも言えるオルガノイドを作成することができる。このオルガノイドは器官形成の解明に役立つのみでなく、有病者のオルガノイドを作成し薬剤の開発に用いることや、患者自身のオルガノイドを移植や再生医療用の材料として使用できる可能性がある。
キーワード
オルガノイド / 再生医療 / オーダーメイド医療
ID | 2023_E358 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 55 (恒常性維持器官の外科学) |
分析データ クラスタ | 64 (臨床医療/再生医療) |
研究段階
動物実験のレベルで移植材料として使用されている段階
インパクト
医療技術の向上
必要な要素
これまでに無い技術であり、生体へ適用するに際しては安全性の確認や倫理的問題への対応などが必要となると考える