NISTEP注目科学技術 - 2023_E35

概要
光生命操作から光治療に向けた研究。
キーワード
光遺伝学 / 光学 / 工学 / 蛋白質科学
ID 2023_E35
調査回 2023
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 ライフサイエンス
専門度
実現時期 10年以降
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 37 (生体分子化学)
分析データ クラスタ 6 (分子生物学/診断・治療)
研究段階
光受容タンパク質を用いた生命機能の光操作は、「光遺伝学」と名付けられ、ガードナー賞を始めノーベル賞を除く様々な賞の受賞につながっている。この技術を「光学」や「工学」技術と組み合わせ、実際の人をはじめとした動植物、さらには微生物の機能を光で制御し、それによる「光治療」に向けた取り組みが始まってきた。
インパクト
睡眠、覚醒をはじめとした脳神経活動の理解を中心に、基礎科学の分野で大きな発見が相次いでいる。これらを基礎に応用科学の分野への展開がはじまっている。
必要な要素
異分野融合