NISTEP注目科学技術 - 2020_E955
概要
内在性レトロウイルスと生命の進化:内在性レトロウイルス(ERV)は、進化の過程で宿主に感染したレトロウイルス由来の配列が、宿主ゲノムの一部として子孫に伝わってきたものである。これらの配列は、種に特有の生理機能を担う一方、発現異常などによって様々な疾病を引き起こすことが知られている。これらのERVの網羅的同定と機能の解明は、医学的に重要な情報だけでなく、生命の進化に関わる重要な知見をもたらすことが予想される。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E955 |
---|---|
調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 公的機関 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 42 (獣医学、畜産学) |
分析データ クラスタ | 41 (発生・分化・幹細胞) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
内在性レトロウイルスと現存するウイルスとの関連についてはいくつか研究例があるが、高等生物のゲノムとの関係はまだ十分にはなされていない。この原因は、高等生物ゲノムの情報量の多さと複雑さが原因と思われる。より多くの研究資金と人材の投入が必要と思われる。