NISTEP注目科学技術 - 2023_E23
概要
Covid-19、インフルエンザ、AIDIS/HIV、結核、マラリアなど、感染症への注目が世界的に高まっている。感染症を制御するためには、迅速、高感度、安価に病原体を検出できる技術を開発する必要がある。核酸やタンパクを標的とした一分子検出系の技術はこれまで高額な装置を要していたが、技術革新が進みつつあり、小型検査室やベッドサイドへ導入されていく可能性がある。
キーワード
感染症 / 一分子検出系 / 診断技術
ID | 2023_E23 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 団体 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 49 (病理病態学、感染・免疫学) |
分析データ クラスタ | 6 (分子生物学/診断・治療) |
研究段階
コンセプトが実証され、一部の感染症、疾病を対象にした試作品が作られている段階。
インパクト
感染症の脅威に負けない強靭な社会基盤を創出できる可能性がある。
必要な要素
産官学の連携。スタートアップ企業の支援。