NISTEP注目科学技術 - 2020_E834

概要
南海トラフ地震の発生予測と即時津波予測を統合したシステム開発。即時津波予測システムは現在運用されているが、それに最新の科学技術を組み合わせて、南海トラフ地震などの発生前に地震の切迫度を評価でき、また地震発生後に迫り来る津波を可視化できる様にして、従来より飛躍的に性能が向上するシステムを構築することである。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E834
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 環境
専門度 -
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実現時期 10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 25 (社会システム工学、安全工学、防災工学)
分析データ クラスタ 2 (マシンインテリジェンス/センシング・データサイエンス)
研究段階
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インパクト
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必要な要素
各研究者や研究グループが独自に研究開発してきた技術は、現行の即時津波予測システムに関連する可能性をひめていたが、これまで各技術が早熟すぎて、その関連を実現する試みがなされていなかった。その機が熟したことに着目し、即時津波予測システムと統合する研究を実施することがブレイクスルーである。その新たに導入しようと検討している科学技術は、津波電離圏ホールを検出する手法、南海トラフに津波ブイを設置して観測する技術、地震活動の統計解析に基づく地震発生予測、AIを用いて地震活動の精密検知の手法である。