NISTEP注目科学技術 - 2020_E736

概要
細胞医薬品(細胞治療):
自分や他人の細胞を、薬のように用いて病気を治療する方法。iPS細胞やES細胞を用いた再生医療だけでなく、投与された細胞の働きで疾患を治療する細胞治療もある。例えばガンの治療法として、患者のT細胞にCAR(キメラ抗原受容体)を発現するように改変し、ガン細胞を認識・攻撃させる技術が実用化されている(CAR-T細胞療法)。より広範な疾患に対して、細胞医薬品が開発されると期待している。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E736
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度 -
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実現時期 10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 90 (人間医工学)
分析データ クラスタ 57 (腫瘍学/臨床・治療法)
研究段階
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インパクト
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必要な要素
現状では、時間と手間・コストがかかる(患者から採取、遺伝子操作で細胞改変、増幅して投与)。他の科学技術(生体高分子科学・材料科学)の利点を取り入れて、迅速化・汎用化・低コストへのブレイクスルーが必要と感じる。