NISTEP注目科学技術 - 2020_E656

概要
衝撃波・超音波の医療応用技術
・結石破砕用衝撃波の10分の1程度の強度の衝撃波には,人体に照射すると血管新生を促進する効果があることが見いだされ,虚血性心疾患の治療に応用されている。
・診断用の超音波にも同様の効果があることが見いだされ,現在東北大学を中心として虚血性心疾患に対する治験が実施されている。
・同じく診断用の超音波を脳に照射すると,認知症の予防効果があることが見いだされ,現在東北大学循環器内科において治験が実施されている。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E656
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 ものづくり
専門度 -
2020年調査にはこの項目はありません。
実現時期 10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 52 (内科学一般)
分析データ クラスタ 43 (医用画像工学)
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
・衝撃波・超音波の血管新生作用はその作用機序が解明されてきているが,超音波の認知症予防効果のメカニズムについては不明点が多いため,さらなる基礎的研究が必要な状況にある。