NISTEP注目科学技術 - 2020_E573

概要
廃水中窒素化合物の資源化
これまで廃水中の窒素化合物は膨大なエネルギーを使用して微生物の働きでN2へと処理されていたが、それをアンモニウムイオンに変換すれば、エネルギーキャリア等として利用可能になる。アンモニアを合成するハーバーボッシュ法では膨大なエネルギーを使用するが、この新しい技術が確立されれば、アンモニア合成と廃水処理に掛かっていた膨大なエネルギーの削減が可能であり、プラネタリーバウンダリー問題の解決にも繋がる。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E573
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 公的機関
専門分野 環境
専門度 -
2020年調査にはこの項目はありません。
実現時期 10年以降
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 64 (環境保全対策)
分析データ クラスタ 31 (環境化学)
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
以下が課題
*廃水中の窒素化合物のアンモニウムの変換促進を担う微生物が不明
*どのようにすれば効率よく廃水中の窒素化合物をアンモニウムに変換できるか不明
*アンモニアの純度や濃縮の方法
*どのくらいのアンモニアの純度や濃度でエネルギーキャリア等として利用可能か