NISTEP注目科学技術 - 2020_E570
概要
酸化還元ニュートラルな炭素循環。直近十数年のSDGsの目標として、CO2排出量削減が目指されているが、CO2を利用可能な物質へと変換するCO2固定化が主として取り組まれている。しかし、これらの手法はCO2の酸化度を変えていないため、本来酸化還元循環されるべき炭素源が削減されてしまい、またそのようにして生産される物質は燃焼等によりエネルギーを取り出すことはできない。そのため、光合成のように普遍的に存在する外部エネルギーを源とする炭素の酸化還元循環は更に先の未来を考えたときに必須となる。CO2還元はその様な文脈において重要な位置づけにある。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E570 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年以降 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 64 (環境保全対策) |
分析データ クラスタ | 31 (環境化学) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
CO2還元はエネルギー効率が悪いため、より効率的な技術の開発が求められる。特に光触媒、燃料電池などの新反応には大きな期待が持たれる。