NISTEP注目科学技術 - 2023_E193

概要
デジタル・ヒューマニティーズ。その目的は次の二つである。
1)人文学の専門的知見からのニーズを踏まえたデジタル・アーカイヴの構築。
2)デジタル・アーカイヴの新たなる活用。
活用方法としては、従来型の研究だけでなく、テキストマイニングによる文字テキストの計量分析、人や物の移動・価格の変動などの統計分析、人工知能を用いた機械学習なども可能である。
さらには、人工知能を含め、新技術を生かした方法論のメリット・デメリットも見据えた上での新たな研究の視座を開くことができるだろう。
キーワード
デジタル・アーカイヴ / テキストマイニング / 統計分析 / 人工知能
ID 2023_E193
調査回 2023
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 人文・社会科学
専門度
実現時期 5年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 62 (応用情報学)
分析データ クラスタ 59 (教材開発・学習支援システム)
研究段階
海外ではすでにデジタル・ヒューマニティーズ学科が存在する。東京大学では情報学環でそのような教育が可能だろう。人文学分野での専門性と、理系の技術が必要となることから、本格的な研究拠点を築くためには文理を超えた教育体制が必要となる。
インパクト
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必要な要素
文理を超えた教育制度を整えるべき。