NISTEP注目科学技術 - 2023_E191
概要
データ駆動科学を利用したマテリアルズ・インフォマティクス技術の発展。材料科学の観点では、新規物質や新規物性開拓は人が行う人海戦術での探索から機械がそれ以上の処理能力で探索する段階に突入したが、最近のAIの加速度的な発展によりさらに新物質・新物性の発見が期待される。
キーワード
マテリアルズ・インフォマティクス / データ駆動科学 / 人工知能
ID | 2023_E191 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 61 (人間情報学) |
分析データ クラスタ | 46 (データサイエンス/機械学習・AI) |
研究段階
-
インパクト
ChatGPTの普及でもわかるように、この1年でAI技術は加速度的に発展している。これまでの物質探索の時間スケールと比較してかなり短い時間で新しい物質が開発されるようになり、産業応用までの時間も短縮されることが予想され、技術・素材・製品・製法等の改良や新提案に関する大きな効果をもたらすと考えられる。
必要な要素
大学や研究所などの学術界と企業の産業界の連携を今以上に強める必要がある。