NISTEP注目科学技術 - 2020_E476
概要
我が国の最終エネルギー消費量の内、その約4割は熱利用です。工場、自動車などでしようしている熱の約65%以上は未使用であり、特に工場からの廃熱温度は100ー150℃が多く占めています。今後のエネルギー利用の高効率化に伴い、ますます100℃程度の低温度廃熱が増加することが予想されます。しかしながら、現在の熱交換器では、その低温度廃熱エネルギーを効率的にエネルギー変換することが困難であり、熱交換器の高性能化が急務であります。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E476 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | エネルギー |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 19 (流体工学、熱工学) |
分析データ クラスタ | 31 (環境化学) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
熱交換器における作動流体の蒸発・凝縮伝達の効率を向上させることが、この技術のブレークスルーになります。作動流体の最適化や熱交換器の伝熱面の改善が急務であります。