NISTEP注目科学技術 - 2020_E430
概要
超高速・超高強度光科学。2018年にノーベル物理学賞を受賞したチューブパルス増幅(CPA)に端を発した高出力の小型レーザーは,10ペタワットの高出力域に達し,アト秒域の超短パルス,10^23W/cm2の高強度領域に入ってきている。アト秒科学や物質科学、高エネルギー密度科学の科学フロンティアの開拓とともに、レーザー粒子加速などでの産業応用まで幅広い社会貢献が期待できる科学技術である。大型国家プロジェクトから大学・各研究機関まで、また欧米や日本,中国など世界レベルで各種の研究開発が進められており、人類の将来社会のために重要な位置づけの科学技術と考える。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E430 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 企業 |
専門分野 | ものづくり |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 30 (応用物理工学) |
分析データ クラスタ | 37 (電磁波・光学・レーザー・光半導体) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
応用分野が広く産業応用でも微細加工技術など既に実用化されている分野もある。極限技術への挑戦が基礎科学のフロンティア開拓だけでなく,応用技術の適用拡大にも繋がる意義・効果があり,超高速ではゼプト秒域への挑戦,10^24W/cm2以上の超高強度の実現にCPAを超える新たな方法の開発が必要と言われており,これらに対してブレークスルーが必要となる。