NISTEP注目科学技術 - 2020_E418
概要
レーザー技術と超音波技術を組み合わせた光音響イメージング技術による複合材の非破壊三次元イメージング技術。例えばSDGsの観点からセルロースナノファイバ強化樹脂の開発が進められているが、その開発において内部繊維配向や内部繊維分布を計測するためにX線CTが用いられている。しかしX線CTは大掛かりな装置が必要で、計測時間が長く、かつ計測可能範囲は数cm立方程度で実用的に用いることは現状難しい。また形態イメージングであることから画像診断には高度に専門的な知識が必要である。光音響イメージングは機能イメージングが可能で、素材を見分けることができ、超音波エコー装置と同等の簡便さで広範囲を短時間に計測可能である。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E418 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 公的機関 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 90 (人間医工学) |
分析データ クラスタ | 37 (電磁波・光学・レーザー・光半導体) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
光音響イメージングでは、超音波センサと計測対象との音響カップリング材として水やゼリーが用いられているが、実用的ではないため、直接接触することなく、空中をリモートで計測できる技術を開発する必要がある。