NISTEP注目科学技術 - 2020_E365

概要
生命が存在可能な太陽系外惑星の発見。
現在までに4000個を超える太陽系外惑星が発見されており、中には太陽に似た質量・明るさの恒星の周囲を回る地球サイズの岩石惑星も見つかり始めている。太陽系外惑星の発見は1995年のペガスス座51番星の惑星(2019年ノーベル物理学賞受賞テーマ)に始まり、NASA等による専用観測衛星の打ち上げなどによりここ20余年で一大研究分野へと成長を遂げた。今後は、岩石でできた地球タイプの太陽系外惑星の大気の成分分析や惑星表面からの反射光の精密分光観測などから、表面に海が存在するか否か、あるいは生命の兆候を示す大気成分が検出されるか否かが注目される。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E365
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 公的機関
専門分野 宇宙・海洋・科学基盤
専門度 -
2020年調査にはこの項目はありません。
実現時期 10年以降
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 17 (地球惑星科学)
分析データ クラスタ 9 (素粒子・原子核・宇宙物理学)
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
地球サイズの太陽系外惑星は非常に小さく暗いため、従来の望遠鏡では感度・分解能共に不足していて、大気分析や反射光の分光を行うことが困難である。これを実現するためには、口径30メートル級の可視光赤外線望遠鏡と高分散分光装置が必要である。