NISTEP注目科学技術 - 2020_E343

概要
自己修復型材料
自己修復型ポリマー,自己修復型ガラス,自己修復型コンクリート,自己修復型電気配線など,自己修復機能を有する材料が研究されている.
一言で「自己修復」と言っても,元の分子構造に戻るというような意味(自己修復型ポリマー,自己修復型ガラス,自己修復型コンクリート)から,機能が復元する(自己修復型電気配線)という意味まで,現状では幅の広い意味でつかわれているが,それも技術の黎明期であるがゆえであると考える.
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E343
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度 -
2020年調査にはこの項目はありません。
実現時期 10年以降
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 26 (材料工学)
分析データ クラスタ 40 (材料工学)
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
人間の自己治癒にしても,自己修復という現象には「修復のための材料」と「修復のためのエネルギ」が必要となることは間違いない.破壊部に如何に「修復のための材料」を供給し,如何に「修復のためのエネルギ」を付与するかが,技術が広まるかのカギとなると考える.すなわち,この2つの手間が意識されないような形で行われれば,非常に有用な技術であるのに対し,この2つの手間を意識的しなければならないようであれば,あまり有用とはならないということである.