NISTEP注目科学技術 - 2020_E333
概要
光を用いた量子計測・センシング技術に注目している。量子力学の原理を巧みに用いることで、古典光学的な限界を超える計測・センシング手法が提案・実証されている。多様な提案があるが、既に、応用に向けた研究が進んでいるものもあり、その内のいくつかは、10年以内には、実用化される可能性がある。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E333 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 情報通信 |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 61 (人間情報学) |
分析データ クラスタ | 46 (データサイエンス/機械学習・AI) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
現在の光の量子状態(例:量子もつれ合い状態)の生成法は、基本原理は、数十年前から変わっておらず既存の手法を少しずつ改良してきたものが用いられている。従来の技術の延長線上ではなく、一気に、大規模な量子状態を生成できるような革新的な量子光源が実現されれば、大きなブレークスルーとなることが予想される。また、量子状態を直接検出できるような(例えば、量子もつれ合い状態の直接的な識別が可能な)量子的な検出器の実現も、量子計測・センシングだけでなく、光量子コンピュータといった広い量子技術のブレークスルーにつながることが予想される。