NISTEP注目科学技術 - 2020_E331
概要
量子効果であるシフトカレントによる新メカニズム太陽電池。
シフトカレントは発生する電流がキャリア移動度に依存しない量子効果により発生し、中心対称性を持たない結晶に光を照射することで発現する。この現象を有効に活用すれば従来のpn接合型太陽電池の理論限界を超える、超高効率太陽電池が実現することが示唆されている。
シフトカレントは発生する電流がキャリア移動度に依存しない量子効果により発生し、中心対称性を持たない結晶に光を照射することで発現する。この現象を有効に活用すれば従来のpn接合型太陽電池の理論限界を超える、超高効率太陽電池が実現することが示唆されている。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E331 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年以降 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 21 (電気電子工学) |
分析データ クラスタ | 27 (理化学/半導体・ナノ・材料) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
絶縁性を保ちつつ、結晶構造の空間反転対称性を破るマテリアル設計が重要となる。
また、数原子層の化合物極薄膜を精密に制御し、形成する技術が必要となる、またその電子構造の非対称性をを精密に計測する、放射光技術が必要である。
また、数原子層の化合物極薄膜を精密に制御し、形成する技術が必要となる、またその電子構造の非対称性をを精密に計測する、放射光技術が必要である。