NISTEP注目科学技術 - 2020_E283
概要
固液界面において,溶液中に分散した導電性高分子ナノ粒子を所望の位置にパターン集積し,回路をつくる技術。レーザーの局所加熱によって生成する単一微小気泡を用いて行う(ACS Appl. Mater. Interfaces 2020, 12, 19, 22278–22286)。従来はレーザー光を吸収する基板を用いて局所加熱を行うため基板材料に限られた技術であったが,溶液に光を吸収させることで局所加熱を実現しているため適用範囲が広がる可能性がある。フレキシブルエレクトロニクスにおけるデバイス作製に利用が期待される。また,真空プロセスを必要としない省エネルギー省材料に基づいたものづくりとしてSDGsに貢献する技術として期待される。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E283 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年以降 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 26 (材料工学) |
分析データ クラスタ | 27 (理化学/半導体・ナノ・材料) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
レーザー光を走査することで単一微小気泡を移動させパターニングを行っているため,一筆書きである。生産性を高めるための工夫が必要である。