NISTEP注目科学技術 - 2020_E172
概要
Page antibody next generation (PhaNGS)は細胞膜上のたんぱく質の網羅的な検出を可能とする技術で、質量分析や抗体を用いる従来の技術と比べて安価で簡便な方法として期待されている。UCSFのJ. A. Wells教授らのチームによって開発された。大量の細胞を必要とし、たんぱく質の3次元構造情報は与えない質量分析と対照的に、PhaNGSは抗体と同様に膜上のたんぱく質の構造情報も与える利点がある。細胞の病理や環境応答、発生段階ののダイナミクスの解明に寄与すると期待される。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E172 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 43 (分子レベルから細胞レベルの生物学) |
分析データ クラスタ | 6 (分子生物学/診断・治療) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
現在の技術では細胞膜上のたんぱく質に限定される。(~4000種類)細胞内のたんぱく質にも応用できるようになるとさらにパワフルなツールとなるだろう。