NISTEP注目科学技術 - 2020_E137
概要
様々な量子物理現象を高精度・高速にシミュレートできる量子シミュレータに注目している。特に光を用いたアプローチは、高精度制御、室温動作、ノイズ耐性といった面で、大きな利点を有する。比較的小規模(数十量子ビット)なものでも、既存のスーパーコンピュータを超える能力を有することが期待でき、それらは10年未満の実現が可能だと思われる。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID | 2020_E137 |
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調査回 | 2020 |
注目/兆し |
2020 ※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 情報通信 |
専門度 | - 2020年調査にはこの項目はありません。 |
実現時期 | 10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 60 (情報科学、情報工学) |
分析データ クラスタ | 37 (電磁波・光学・レーザー・光半導体) |
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
電気駆動型の高性能な単一光子源が、実現されると、使用可能な光子数を簡便に増やすことができるようになり、研究が一気に進展することが予想される。加えて、シリコンチップといったCMOSコンパチブルな素子上に単一光子源が集積化できるようになると、光量子回路のチップ化と合わせることで、飛躍的な大規模化が可能になると予想される。