NISTEP注目科学技術 - 2023_E146

概要
CO2/COを原料とした炭素–炭素結合生成触媒系の開発。これまで、CO2/COの還元によってC2ケミカルを得ることは難しかったが、銅表面で二酸化炭素を還元することでこのような反応が進行することが注目を集めている。また、金属ナノ粒子を用いた生成物選択性の高いフィッシャーートロプシュ反応についても興味深い報告例が見られる。
キーワード
カーボンニュートラル・二酸化炭素技術 / C2ケミカル / 還元反応
ID 2023_E146
調査回 2023
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 エネルギー
専門度
実現時期 10年以降
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 27 (化学工学)
分析データ クラスタ 11 (理化学/エネルギー・脱炭素)
研究段階
昔からあるタイプの反応が、現代的な触媒反応系の設計を取り込むことによって大きく改良されている。
インパクト
炭素循環の改善
必要な要素
着実な進歩のために、基礎的な機構などの検討を十分に支援すること