NISTEP注目科学技術 - 2020_E58

概要
データ駆動科学と総称される一連の科学技術。先端計測手法を一つ用いても得られる情報は限られるが、複数の計測手法で得られたデータ、さまざまな試料について得られたデータ、こうしたものを一括して解析することで、従来の計測手法を活用するだけでは得られなかった情報が引き出せる。また、高度な計測手法による計測結果は、そこから十分に情報が引き出されていない場合が多く、再測定するよりも、既存の測定データを解析することで、これまでわからなかった情報が得られる可能性がある。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E58
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 その他
専門度 -
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実現時期 10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 17 (地球惑星科学)
分析データ クラスタ 46 (データサイエンス/機械学習・AI)
研究段階
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インパクト
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必要な要素
1) 埋もれたデータ(様々な研究機関、研究者が持つ過去の計測データ)を適切に読み出し、情報を整理することが最大の課題である。専門家が一つ一つのデータを時間をかけて整理するのが最も確実な方法と思われるが、自分が所有するデータでさえ、古いデータを読み出して、整理するのは重労働である。この作業を少なくともある程度自動化・簡便化する必要がある。また、少なくともこれから得るデータに関しては、整理が簡便となる仕組みが必要である。
2) データを安全に管理するデータベースのような仕組み。既存のブロックチェーンなどの考え方が利用できる可能性はある。