NISTEP注目科学技術 - 2020_E33

概要
量子コンピュータの開発・運用
近年の科学技術の発展にはコンピュータシミュレーションは不可欠となりつつある。しかしながら、富岳のような世界一の速度を有するスパコンを使用した研究ができる研究者はごく一部であり、シミュレーションの計算コストは常に研究者を悩ませることになる。この量子コンピュータの開発・運用が躍進し、現在のPCレベルで一般普及すれば、シミュレーションにおける計算コストの問題は一気に解消する。科学技術における基礎的研究から応用研究、また計算科学から生まれる新規分野の開拓もなされると期待している。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E33
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度 -
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実現時期 10年以降
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 60 (情報科学、情報工学)
分析データ クラスタ 46 (データサイエンス/機械学習・AI)
研究段階
2020年調査にはこの項目はありません。
インパクト
2020年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
技術的なブレイクスルーは門外漢なためわからないが、国策として非常に重要な科学技術であるにもかかわらず、予算規模が先進国と比較して日本は非常に低い。この技術により得られる利益を国は低く見積もり過ぎているのか、そもそも科学立国は捨ててしまったのか・・・。話がそれるが大学運営交付金の減額などすべてが負のスパイラル的に作用して世界との競争力が低下しているように感じる。結果ありきの予算配分ではなく100年後にも残る科学技術を求める基礎的な分野から応用分野まで現在の10倍から100倍の科学研究予算を配分すべきと考える。