NISTEP注目科学技術 - 2020_E12

概要
視線インタフェースは、視線計測装置によるユーザの視線情報をもとに、パソコンのキーボードとマウスのような入力を行うために開発されてきた。これまではALSや筋ジストロフィー症患者のように、手足の不自由な人がパソコンを利用するために開発されてきたが、現代ではバーチャルリアリティ(VR)やオーグメンテッドリアリティ(AR)のように、身体的なインタフェースが求められる分野で急速に普及が進んでいる。さらに、新型コロナウイルス感染症の流行により、手を使わないハンズフリーな入力方法としても注目を集めている。

一方で、これまでにあまり重要視されてきていなかったため、十分に使いやすい視線インタフェースの実現や、移動を伴う状況で使用できるモバイルな視線インタフェースの実現、さらに視線という難しい現象を扱う高度なアルゴリズムの実現には至っておらず、健常者にとっては使いやすいとは言えないものとなっている。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E12
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 情報通信
専門度 -
2020年調査にはこの項目はありません。
実現時期 10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 61 (人間情報学)
分析データ クラスタ 18 (マシンインテリジェンス/ロボティクス・人間工学)
研究段階
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インパクト
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必要な要素
・高速かつ高精度な視線計測技術
・低負荷かつ効率的な視線インタフェース技術
・視線入力装置の小型化