NISTEP注目科学技術 - 2020_E3

概要
テレプレゼンスロボット:
新型コロナウィルスの流行によって、オンラインでのコミュニケーションが急速に浸透したが、物理的な空間に対話相手の身体が位置付けられないことで、相手の存在感の欠如という問題が浮き彫りとなった。テレプレゼンスロボットは、ロボットを遠隔制御することで、自身の代役となって会議に出席したり、観光したりするなど、ロボットの身体を間借りすることで上記の問題を克服する技術である。近年、VR技術の発展とともに注目されており、日本のロボティクス分野でもリードする領域でもあるが、withコロナ時代を見据えると、フィジカルディスタンス(物理的接触)とソーシャルインティマシー(心のかかわり)を飛躍的に高めることができる技術であると期待される。
キーワード
2020年調査にはこの項目はありません。
ID 2020_E3
調査回 2020
注目/兆し 2020
※2020年調査にはこの項目はありません。区別のため、便宜上 「2020」 としています。
所属機関 大学
専門分野 情報通信
専門度 -
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実現時期 10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 61 (人間情報学)
分析データ クラスタ 59 (教材開発・学習支援システム)
研究段階
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インパクト
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必要な要素
空間における身体の位置付けが出来ても、空間の雰囲気がわからなければ利用が難しいと考えられる。そのため、遠隔操作者の感情をロボットが表現する技術や、ロボットが表現する仕草や表情から遠隔操作者の感情を読み取る技術等、ロボットを介した技術が必要であると考えられる。