NISTEP注目科学技術 - 2022_W100

概要
石油資源に代わる炭素源として、リグニンやセルロースなどの多くの炭素源を含む木材が長らく注目されている。これらの物質は高分子化合物であり、多様な化成品に加工するためには、まず効率的な分解が必要となる。これまでに、木材化学を中心とする研究者がリグニンやセルロースなどの効率的な分解に取り組んできたが、最近では化学反応を開発する有機合成化学者が当該分野に参入している。遷移金属などを利用した、これまでに無いアプローチで、高分子化合物の分解に挑んでおり、木材からの炭素源回収の兆しが見え始めていると言える。
キーワード
リグニン / 分解 / 遷移金属
ID 2022_W100
調査回 2022
注目/兆し 兆し
所属機関 大学
専門分野 ライフサイエンス
専門度
実現時期 -
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 40 (森林圏科学、水圏応用科学)
分析データ クラスタ 31 (環境化学)
研究段階
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インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
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